2017年を振り返る (1VRアプリ 2投稿 5講演)
今年のアウトプットを振り返る投稿です。
2017年はマネージャーのポジションについたことにより、日本、中国、韓国のチームを担当し遠隔でマネジメントをするという新しい挑戦が始まりました。 業界の動向やビジネスの慣習など知らないことが多い中で日々の問題に取り組みつつ、同時に採用も進めていたので脳みそのシワがかなり増えたような気がします。
一方、個人としてはVRアプリをリリースしたり電子工作に取り組んでみたりという事でちょっと毛色の変わった活動に取り組みました。
最近、気にしている事としては “Leave comfort zone” 慣れた世界を出て、新しい事に挑戦する事がやはり大きな学びに繋がるなと感じています。
TILE GOLF VRのリリース
MSXで公開されていたゲーム、TILE GOLFを作者のNAGI-P SOFTさんの許可を頂いてGear VRに移植しました。 VR対応のゲームを作ること自体はUnityなどを使えばすぐに可能ですが、ストアに公開するとなると掲載用情報の整備やパフォーマンス・チューニングが必要でした。
公開後は全世界のユーザーがダウンロードして、感想などを送ってくれたので手応えを感じることが出来ました。通算のプレイヤー数も6000弱に達しており、公開したゲームがここまでの人数の目に触れられるというプラットフォームの力を実感しました。
電子工作
GOROmanの後を追うこと2ヶ月。電子工作完全初心者の私が回路図を読み、Arduinoのスケッチを修正し、オシロスコープを組み立て、ちょいちょいハンダ付けもしてついにYM2151を鳴らす事に成功した。
— Yusuke Ando (@yando) July 23, 2017
何かレベルが上がったように思う。 pic.twitter.com/JHATZWbK6X
GOROmanさんの影響でYM2151をArduinoで鳴らすというのがやってみたくなり挑戦しました。電子工作は全くの初心者でしたが、回路図を読んで組み上げるという事や、公開されている回路図を元にした試行錯誤などが出来るようになりました。
公開されているスケッチもいろいろ見てみましたが、プログラミングを行う人もソフトウェアに強い人、ハードウェアに強い人と分かれていることを実感しました。特にソフトウェア寄りのスキルセットの人にとっては電子工作は非常にハードルが高く見えますが、実際にやってみると新しい体験が出来ました。
一方でハードウェア寄りの活動をしている方はソフトウェアの配布方法やコードのメンテナンスにまた独特のエコシステムが出来上がっている事も理解しました。
ブログ
ほぼサボっていました。細々した調べ物の成果はVALUER限定でVALUに投稿している事も関係していますね。
講演 / インタビュー
講演等はあまり数は多くは無いですが、隔月くらいのペースで行いました。 Facebookでの在職も2年を過ぎ、技術的なトピックに限らず全般的なキャリアなどについて話しています。また一方でEC-CUBEのプラグイン開発に関わる機会もあり、久々にSymfonyベースのコードに触りました。